#7 自然の世界への入り口。瀬戸内海に浮かぶ小さな島、牛島の宿
アイランドガール
香川県丸亀市/一軒家貸切 3,000円×4名~
アイランドガール
香川県丸亀市/一軒家貸切 3,000円×4名~
瀬戸内海に浮かぶ、周囲4kmほどの小さな離島、牛島(うしじま)。商店や自動販売機は1つもなく、目の前に広がるのは、澄んだ海と豊かな緑。都会ではあまり見かけない花や鳥がいきいきと暮らし、この島では人間より自然が主役なのだと実感させられます。
そんな自然の世界にちょっとお邪魔するかのように宿泊できるのが、築約170年の古民家を活用した一軒貸切型の宿、アイランドガールです。2011年のGWに友人たちと旅をしようと、瀬戸内海のおすすめの宿を聞き回っていたとき、1166のオーナー・織絵さんにアイランドガールを教えてもらいました。
丸亀港から船に揺られて15分ほどで牛島へ。連絡船もありますが、私たちは10名で旅したので、1船1万円ほどだった海上タクシーを割り勘しました。
牛島に着いたのは、夕暮れ時。ランプを持って出迎えてくれたのは、牛島出身で服飾デザイナーでもある妻の敬子さんと、アメリカ出身でカヌーづくりが得意だという夫のカートさんでした。
「大昔に島中で牛を放牧していたのが、島の名前の由来。だけど、今は島には牛が一頭もいなくてね」と敬子さん。島民はとても少なく、現在の島民数は8名ほどのようです。
食材を持参すれば、BBQコンロを借りて、庭でBBQができると聞いて、私たちもその晩はBBQを楽しみました。宿は素泊まりで、島の中には商店がないので、くれぐれも島に入る前に食材調達をお忘れなく。満点の星空のもと、自然豊かな庭でゆったりと過ごす時間は、なんとも贅沢でした。
宿には、バクテリアの力で排泄物を分解するカナダ製のコンポストトイレもありました。便利さよりも自然との共生を大切にする、お二人らしい選択ですよね。
15年経った今も公式サイトはなく、予約は電話対応(TEL 0877-27-3818)のみ。それでも口コミだけで世界25カ国以上から旅人が訪れていたというから驚きです。きっと今も、牛島の自然とお二人に会うために、多くの旅人がこの島を訪れているのでしょう。

photo by FootPrints

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