蘇りの地・熊野で「This is Kumano」に出会う、元侍の宿
WhyKumano Hostel & Cafe Bar
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町/相部屋¥4,000〜、個室¥8,000〜
WhyKumano Hostel & Cafe Bar
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町/相部屋¥4,000〜、個室¥8,000〜
昔々あるところに、大志を抱いて紀州藩を脱藩した侍がいました。追手から逃れようと川に飛び込んだことで、幕末から現代へタイムスリップ。諸国漫遊の旅を続けた末、侍はある答えにたどり着きます。自分にとって最愛の地は、故郷・紀州にある熊野なのだと。こうして侍は、“蘇りの地”と称される世界遺産「熊野古道」の参拝における最後の滞在地、和歌山県那智勝浦町にゲストハウスを開いたのです。完
といった設定…いや経緯で、「ごろさん」の愛称で親しまれる元侍の後呂 孝哉さんが、2019年7月にはじめた宿がWhyKumano(ワイクマノ)。「2020年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」で1位に選ばれるなど、なぜ熊野は長きにわたり人々を魅了し続けるのか?の問いに対して、一人ひとりにとっての答え「This is Kumano(これこそ熊野)」が見つかる案内役を買って出ています。
宿が位置するのは駅前ビルの2・3階。窓から駅の電光掲示板が読めるくらいの好立地。洗練された内装で、熊野古道をイメージした3階の相部屋が特に印象的です。2階の共用ラウンジはカフェ&バーにもなっているので、こだわりの焙煎コーヒーや地酒を味わうこともできます。特に熊野は日本酒が美味しい!
徒歩圏内に地域の見どころが凝縮されているのも嬉しいポイント。生マグロの水揚げ高日本一を誇る勝浦漁港でセリを見学したり、美しい海を眺めながら温泉の足湯に入ったり、マグロのお刺身を買って海岸でピクニックする通称“マグピク”をしたり。WhyKumanoのビル1階にある飲食店「bodai」のマグロカツも最高に美味しいんです。半生のマグロカツにおろしポン酢を付けていただく、至福の味わいっ。
最近は、新型コロナウイルスに伴う休業・自宅待機の期間であっても心豊かな時間を届けようと、“旅先での出会い”を擬似体験する「オンライン宿泊」を実施。各地のゲストハウスオーナーまで参加するほど好評で連日満床なので、宿のSNSで情報を追って参加を狙ってみてくださいね。
DATA/基本データ
- Name
- WhyKumano Hostel & Cafe Bar
- Address
- 〒649-5335
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地5-1-3 2F - Access
- JR紀伊勝浦駅から徒歩10秒
- Price
- 相部屋¥4,000〜、個室¥8,000〜
- WEB
- https://www.whykumano.com/