マップ制作企画『local_Prints』|大丸心斎橋店・JTB西日本×FootPrints

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近年、“まちの拠点”としばしば表現される、国内のゲストハウス。そのゲストハウス運営者の方々にプラン二ングの協力をいただき、おすすめの“魅力的な1日ローカルめぐり”を紹介するパンフレットを発行します。コンセプトは「地元のひとが薦める地元の旅を贈る」です。

まちと旅人、両方をよく知るゲストハウス運営者さんのご協力あってこその企画。内緒にしたいくらい大好きな地元スポットを1日めぐりとしてお教えくださり、ローカル旅好きのFootPrints編集長が自ら体感して書きまとめていきます。地域に点在する魅力を結び、多くの方へとお届けできましたら幸いです。

プロジェクト概要

・企画名:local_Prints(ローカルプリンツ)
・発行部数:全16万部(日本語・英語・中国語)
・発送日:第1号 3月25日発送、第2号 4月25日発送、第3号 5月25日発送、第4号 6月25日発送
・紹介エリア:第1〜3号は大阪ミナミ、第4号は大阪キタ
・設置場所:全国各地300軒のゲストハウス様、他関係各場所
・共同企画:大丸心斎橋店 / JTB西日本
・デザイナー:Noel Graphic 白川 諭
・ディレクター/執筆/撮影:FootPrints 前田 有佳利

各号のご紹介

第1号(2016年3月25日発送)
記念すべき第1回目のご案内人は、HOSTEL 64 Osaka フロントマネージャー 島林 峰子さん。日本最大級の卸売市場・地下に潜む日本酒セラー・夜景臨む小舟バークルーズなど、とっておきの地元旅をプランニング。陸からも川からも旨い大阪ミナミをお贈りします。 

第2号(2016年4月25日発送)
第2回のご案内人は、おどりゲストハウス オーナー 澁谷 亜由美さん。郷土野菜を味わえる飴工場から、日本作家が手掛ける和食器、日本最古の建築様式の官寺まで。阿倍野・天王寺にも近く、レトロな町並みで日本の職人技を感じる、とっておきの地元旅を贈ります。

第3号(2016年5月25日発送)
第3回のご案内人は、Osaka Hana Hostel -大阪花宿- マネージャー 羽原 雅絵さん。食品サンプルの制作体験や、和風衣装のコスプレ体験、大阪名物・お好み焼きの体験など。心斎橋・なんば界隈、体験プランが盛りだくさんの、とっておきの地元旅を贈ります。

第4号(2016年6月25日発送)
最終号のご案内人は、ゲストハウス由苑 マネージャー 伊藤 麻里子さん。重要文化財に指定される神殿のような図書館、空中庭園を持つ世界初の連結超高層ビルなど。建築やアート好きには特にお薦めしたい、大阪キタ周辺の、とっておきの地元旅を贈ります。

プロジェクトのはじまり

ゲストハウスって何?移住ってどんななの?
その両者は、知らないうちは遠いようで、実はとても身近な暮らしの選択肢。

「ゲストハウス」という言葉や「移住」という言葉は知らなくても、まずは、普段と異なる暮らしを、日本のどこかで味わうきっかけを贈ることができたら。FootPrintsというサイトをはじめて5年経つ今、そんなことを思っていました。

ちょうどその時、偶然お逢いした大丸心斎橋店さまにアイデアをお話ししたところ、ご意向と合致し、当企画が実現することとなりました。デザイナーは京都を拠点に活躍されている白川さんが引き受けてくださいました。

第1号から第4号は大阪を舞台として、ローカルマップ冊子を発行いたします。今後はゆるやかながら、日本各地で冊子を発行したり、各地既存のローカルマップをウェブに集約しつつツアーを企画して記事に書き起こしたりと、さまざまな形で展開していければといいなと思っています。

ひと、店、景色……マップを介してまちを感じ、行ってみたいなと心惹かれる。そして、旅先の宿泊場所として、ゲストハウスという選択肢をそっと含ませてみたり、体験から移住という発想を思い描きやすくしたり、ナチュラルな動線を結べたらと。

世界観と選択肢が広がる、そんな豊かな未来をお届けできましたら幸いです。

※恐縮ですが、上記号の増刷や個別の郵送のご依頼は、お受けしておりません。
※オリジナル・ローカルマップの有料制作をご希望の方は、右上の「Contact」よりご連絡ください。